【2017新作スタッドレス】ミニバン専用から「ハイト系専用」へと進化したスタッドレス「ウインタートランパス」の特徴とは?

7pt   2017-10-13 11:33
clicccar.com(クリッカー)

ミニバンブームのピークは過ぎたといわれているけれど、道路を見渡すとやっぱり背の高いクルマが少なくないと感じる今日この頃。実は2016年の新車販売ランキング上位30台のうち約半分がミニバンにハイトワゴンやSUVも含めた「背が高い系」で、爆発的に売れている軽ハイトワゴンまで考えると、背の高いクルマの比率は少なくないどころかどんどん増えているわけです。どおりでよく見かけるわけだ。

それら背の高いクルマの走行特性の特徴は、重心が高いから走りがフラフラしがちなこと。こればかりは物理特性ですから、どうクルマが進化したって覆すことはできないんです。またタイヤにかかる負荷だって大きい。

何が言いたいかというと、背の高いクルマを愛車にしているのならタイヤだって背の高いクルマをターゲットに開発した専用品を選ぶのが理にかなっているということなんです

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その代表的なブランドが、トーヨータイヤの「トランパス」シリーズ。かつて、まだミニバンなど背の高いクルマ用のタイヤ(悪路走行も考えたSUV用を除く)がなかった時代に独自の発想で開発され、またたく間に大ヒット。今やミニバン用タイヤの代名詞といっていい存在になっているのは皆さんご存知でしょう。

背の高いクルマはふらつきがち。だからミニバン用タイヤの「トランパス」はそれに対応した内部構造になっています。たとえば側面の内部は高剛性とすることでタイヤのたわみを抑えてふらつきを軽減、しっかり感を向上。重心の高さを感じない操縦感覚を実現し、フラフラする感じが緩和されるから同乗者は快適になります。

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その「トランパス」シリーズにはスタッドレスタイヤがあるんです。それが「ウインタートランパス」。今シーズン(2017-18冬)、従来の「ウインタートランパスMK4α」からフルモデルチェンジして「ウインタートランパスTX」に進化しました。

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従来品に対するウインタートランパスMK4αの進化は3つ。「しっかり止まる!」「ふらつき軽減」「しっかり長持ち」です。

「しっかり止まる」は氷上でのブレーキ性能。トーヨータイヤのテストデータによると、氷上ブレーキでの停止距離はなんと12%も短縮しています。これはブロックの倒れ込みを抑制してエッジ効果(ゴムの角がグググっと踏ん張って氷上グリップを高める)を生む「3Dダブルウェーブグリップサイプ」や、接地圧を最適化してサイプのとじ込みを抑制し除水効果やエッジ効果を高める「吸着3Dサイプ」が性能向上に効いているとのこと。ちなみに氷上コーナリング性能は8%向上しているそうですよ。

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「ふらつき低減」はが意味するのは、レーンチェンジなどでの安定性向上。しかもドライ路面からアイス路面まで、あらゆる路面でしっかり感が高まっているのです。特徴として説明したタイヤ側面剛性アップがドライ路面でのふらつき抑止に効いているほか、接地面は内側(車体側)を滑りやすい路面でグリップを発揮する特に柔らかいゴム、外側をコーナリング時に踏ん張りがきく柔らかめのゴムとすることで操縦安定性を高めています。

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「しっかり長持ち」は、耐摩耗性を高めるほか、偏摩耗を抑える構造でロングライフを実現していること。タイヤは安くない買い物だから、買ったものはできるだけ長く使いたいですよね。ウインタートランパスTXは摩耗を抑えて長持ちだから、お財布にもやさしいんです。

ゴムに配合されたクルミの皮が氷を引っ掻く独自の発想はもちろん継続採用。氷に貼り付くことでグリップする密着性を高めるために表面をやわからく保つ「ナノゲル」や、滑りの原因となる氷の表面にある水の膜を排除するための「NEO吸水カーボニックセル」と「吸水カーボニックパウダー」による吸水効果も採用しています。冬のドライブで不安になりがちな凍結路面でのグリップ向上に大きな力が注がれていますね。

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従来は「ミニバン専用」を謳っていましたが、今回のフルモデルチェンジではより幅広い「背の高いクルマ」へと対象を広げて「ハイト系専用」へとターゲットを拡大。15インチから19インチまで31サイズを展開。175/80R15から225/45R18まで多くのラインナップがあり、軽自動車からラージミニバン、そしてSUVと幅広く装着可能です。

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後編では実際に雪道で体験したインプレッションをお届けします!

(工藤貴宏)

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